千葉事業所
2003年度入社(専門学校・情報処理科)
「まずは、なにごとも挑戦する!」
という自分の信条に従って。
情報処理科を専攻していたので、本当は異なる業種の会社を受けようと思っていたんです。でも、先輩が明正で働いていて、受けてみないかと誘われたのがきっかけです。何事もそうですが、「やってみないと分からない!」というのが私の信条なので、まずは飛び込んでみようという思いで入社しました。入社して、約15年が経ちますが、これまで本当に多くの先輩や上司にお世話になりここまでやってきました。大変感謝しています。「現場監督」として、今後もやらなくてはいけない課題が山積みなので、引き続き邁進していこうと思っています。
「現場監督」として、協力会社の
安全を考えながら業務を遂行する。
JFEスチール東日本製鉄所 千葉地区構内には、製品を生産するためのライン(機械)が何百個と稼働しているのですが、そのメンテナンスをする保全業務に携わっています。今は現場監督という立ち位置で、約50人の協力会社の方々を束ねています。ラインを一気に止めることはできないので、お客様と打ち合わせの上、それぞれのラインで必要なメンテナンス箇所を把握し、作業のスケジュール調整や要員の割り振りを行います。また、現場監督という立場上、協力会社の安全を守るのも重要な役割です。私は、現場作業を約10年程経験した後、30歳位の時に現場監督になりました。作業員だった時は、上からの指示通りに仕事をすれば良かったのですが、今は全体を見る必要がありますし、私がしっかりと段取りをしないと工事が進まないので、仕事の幅も質も変わりました。
夏場は40℃を超える環境の中での体力勝負。
基本的には、肉体労働なので体への負担が大きいのが正直なところです。
千葉地区構内では、半年毎にラインを長く止めてボリュームのある工事をやることがあるのですが、そういう時は昼夜交代で工事をやっていくので、体力勝負です。
また、夏場は40度を超えます。しっかりと温度管理はしているのですが、あまりの暑さに温度計がエラーで壊れてしまうことさえあります。熱中症対策として、水分をしっかりと摂取すること、クールベストを着用すること、1時間作業をして休憩するというように、自分はもちろんのこと、協力会社の健康面にも気を使っています。ただ、そういったことも長年経験していると慣れてきますので、自己管理ができるようになります。
「労働災害ゼロ!」を目指して。
製鉄所は、相手が機械や鉄なので、災害の危険性も多くなります。
「労働災害ゼロ!」誰も怪我をしなくて済む環境づくりというのが当座の目標です。私たちの仕事は、安全対策が大前提にあってこそスタートできる仕事です。安全対策をするのに何が必要なのかを熟慮した上で、例えば安全な足場の設置、養生といった対策を設け、情報を共有することを心がけています。また、必要に応じてルールの是正などにも取り組んでいます。ただ、「安全対策に正解はありません」。今後もずっと考え続けなくてはいけない大きな課題です。